長年通販業界に携わった経験から、本当にオススメできるアイテムについて当ブログで紹介しています。
ジャパネットたかたのテレビショッピングで度々放送される
スチームアイロン「スチームQ」。
スチームQはジャパネットオリジナルのモデルであり、最新のものでは「スチームQプラス」というものが放映されています。↓

https://www.japanet.co.jp/shopping/internet/InetGoodsSearch.do
特に印象的なのは、ジャパネットたかたの生放送内でハンガーにかけた衣類のシワがリアルタイムで取れていくところだと思います。

果たして本当にここまでシワが取れるのだろうか?
スチームアイロン「スチームQ」とはどのような商品なのか?
口コミや評判はどのようになっているのか?
本当におすすめできるのか?
という疑問点について、元大手通販バイヤーの観点から詳しく解説していきます。
Contents
- 1 スチームQプラスの悪い評判・良い評判・口コミを紹介
- 2 スチームQプラスの価格とその基本的な特徴
- 3 スチームQプラスはスーツやファーのついた衣類にも使える
- 4 スチームQプラスはアイロン台がいらないのでハンガーにかけたまま使える
- 5 スチームQプラスには除菌消臭効果がある
- 6 スチームQプラスは通常のアイロンと同じように使える
- 7 スチームQプラスの使い方
- 8 スチームQプラスのちょっとした問題点・デメリット
- 9 ジャパネットたかたのスチームQはなぜ値段が高いのか
- 10 結局のところ、スチームQプラスよりもっと安くて性能の良いスチームアイロンがある
- 11 テレビショッピングで衝動買いする前に、他のハンディスチーマーと比較しよう!
スチームQプラスの悪い評判・良い評判・口コミを紹介
スチームQに関してはネット上で様々な口コミが挙げられています。
まずは良い評判・口コミから見ていきましょう。
スチームQプラスの良い評判・口コミ
軽くて持ちやすい、スリムなのでシャツのボタンとボタンの間がやりやすい。
前使っていたのが壊れてしまったので再購入しました。前のも三年以上使っていたので値段的にも効果的にも大満足です。
通販番組でみて購入しました。シャツなどにアイロンがけはハンガーにつるしたまま行えていいです。
結構多く見られた高評価口コミは、テレビで見られたようにシャツのシワが消えたというものです。
総体的の評価としては高評価が多く、ジャパネットたかたの品質と信頼の高さを思わせてくれます。
一方で、悪い口コミにはどのようなものがあるのでしょうか?
スチームQプラスの悪い評判・口コミ
一方で低評価・悪い口コミにはどのようなものがあるのでしょうか?
一部の口コミを紹介します。
TVのデモの様に綺麗にはならず、シワは残った状態になってしまいました。
タンク容量も少なく、何度も継ぎ足しが必要なため、初めからアイロンを使った方が良いのではと感じてしまいます。
結局のところ、アイロン台があったほうがシワをしっかりと伸ばせます。
しっかりピッチリとシワを取りたい人にはオススメできない商品です。
重量は軽く、片手での作業は十分こなせます。
しかし水漏れが多々あるのと、熱した水も漏れるので作業中に手に触れて熱い思いをするのも多々ありました。
シワが良く取れたという口コミがある一方で、シワがなかなか取れないといったものや、水漏れがあるという口コミも見られました。
人によって使用環境は大きく違ってくるとは思うので、どうしても体感できる効果には個人差があるようです。
私が特に注目しておきたいのは「その性能に見合った値段であるかどうか」です。
スチームQプラスの価格とその基本的な特徴
スチームQプラスは以下のような内容となっています。
本体価格 | 9,980円(税込み) |
送料 | 660円 |
生産国 | 中国 |
サイズ | 約350x80x75(mm) タンク容量:100ml |
重量 | 0,6kg |
保証期間 | 1年 |
消費電力 | 800W |
付属品 | デリケート衣類用アタッチメント、毛ブラシアタッチメント、毛玉ブラシアタッチメント、専用スタンド、お手入れブラシ、計量カップ、保管袋、取扱説明書、保証書、クイックマニュアル、取扱説明DVD |
あまり特筆すべきところはありませんが、強いて言うならば価格に対してタンク容量が少し物足りないというところでしょうか。
スチームQプラスはそのスリムな形状の「使いやすさ」を重視しているような作りなので
タンク容量が小さくならざるを得なかったかもしれません。
気になる電気代も、約5分間使用した場合で約1.8円なので、通常のアイロンと同じくらいの電気代です。
しかし、この製品概要だと少々値段が高いようにも感じてしまうかもしれません。
中国産だろうと品質の良いメーカーもあるので、製品の質はさほど問題ないと考えて良いでしょう。
スチームQプラスはスーツやファーのついた衣類にも使える
スチームQプラスを始めとしたスチームアイロンの強みは、スーツやファーのついたコートにも使用できるという点でしょう。
注意しておくべきなのは「アイロン不可」「スチーム不可」と表示されている衣類には使用しないようにしておくという事です。
まずは手持ちの洋服にスチームアイロンが使用できるかどうかはチェックしておくべきでしょう。
スチームQプラスはアイロン台がいらないのでハンガーにかけたまま使える
これもスチームアイロンの大きなメリットです。
テレビショッピングでも実演しているように、スチームアイロンはハンガーにかけたままでも洋服のシワを伸ばすことができます。
サッとアイロンをかけたい時には重宝するでしょう。
スチームQプラスには除菌消臭効果がある

スチームアイロンは、スチームの熱によって除菌と消臭効果を発揮することができます。
衣類だけでなく、ソファーやベッド、カーテンなどの家具類にも使用できるのは大きなメリットです。
タバコのにおいや汗のにおい、ペットの臭いなどを消臭する効果があります。
スチームQプラスは通常のアイロンと同じように使える
スチームアイロンの基本的な使い道は、「ハンガーにかけたまま使う」というものになります。
とはいえ、もちろん通常のアイロンと同じように使うこともできます。
ハンガーにかけたままでも、アイロン台を使っても、どっちでも使えるというのは非常に便利です。
しっかりとプレスして折り目を付けたい時には通常のアイロンを使用したほうがいいでしょう。
スチームQプラスの使い方

スチームQの使い方はいたって簡単です。
タンクに水を入れてダイヤルを回すだけ。
ランプが緑色に光ったら使用できるようになります。
スチームQプラスのちょっとした問題点・デメリット
スチームQプラスはハンガーにかけたままアイロンがかけられて
除菌消臭もできるので非常に便利な商品だと思います。
しかし、私あきんどが個人的にスチームQプラスで問題点だと感じているポイントがあります。
- タンク容量が小さい
- 商品スペックに対して値段が高い
スチームQプラスのような、ハンディタイプのスチームアイロンはタンク容量がどうしても小さくなってしまうのは仕方のないところですが
水を入れるタンクが100mlの容量しか無ければ、口コミにあった様に何度も水を入れ替える手間が発生する恐れがあります。
他のメーカによって取り扱いのあるスチームアイロンに比べて、
スチームQの本体価格は9,980円と少し高めです。(これに送料660円プラス)
同じ中国製であればもっと安いスチームアイロンはたくさんあります。
この金額を出すのであれば、他のスチームアイロンの方がお得になると言えます。
ジャパネットたかたのスチームQはなぜ値段が高いのか
ジャパネットたかたは色んなメディアで商品販売を行っている総合通販会社です。
他の通販会社と大きく違うのは、オリジナルブランドの商品を出さないという点です。
基本的に他の会社(メーカー)の商品をジャパネットたかたの限定モデルにして販売したり、
独自のセット内容やサポートを付けて販売したりすることで、売り上げを大きくしています。
つまり、自社のメーカー品ではないためそこまで大きく原価を下げることもできませんし、
アフターフォローなどのサポートの充実にも注力しているため、人件費や維持費もかかっています。
さらには、あらゆるメディア(TVやインターネットやチラシ等)で同じ金額で販売するため、TVでもインターネットでも価格も統一する必要があります。
ネットで販売するだけならもっと商品は安くできるんです。
ジャパネットの強みは「商品力」ではなく、「サポートの充実度」だと言えます。
結局のところ、スチームQプラスよりもっと安くて性能の良いスチームアイロンがある
ジャパネットたかたのスチームQはとても便利な商品ですが、製品の仕様に対して少し価格は高めだという事を解説してきました。
分かりやすいサポートを求めるならジャパネットでもいいかもしれませんが
もう少し良い性能、もう少し安い価格を求めるなら別のスチームアイロンの方がお得です。
同じくらいの金額を出すなら「アクセススチーム プラス」がオススメ

小さい子供がいるのでアイロン台でわざわざアイロンかけるのは大変で、これならハンガーにかけてササッとすぐにできます。
スチームQと同じくらいの金額を出すのであれば、もう少し安くて基本性能も非常に良いアクセススチームプラスがベストです。
口コミにもあるように、アイロン台を出してアイロンをかけるよりも、ハンガーにかけたままでも簡単にアイロンをかけることができるのが大きなメリットです。
そして、かなりしっかり目のつくりなので、本体重量1,2kgと少し重めになっています。
タンク容量はジャパネットたかたのスチームQが100mlなのに対して、倍近くの185mlも入るので、頻繁に水を補給する必要もありません。
スチーム量が「ターボモード 平均20g/分」というパワフルさなので、非常にスチーム量が多いのも特徴的です。
しかし、それを考えてもスチーム量やタンク容量を見れば、ジャパネットのスチームQよりもメリットが多いともいえるスチームアイロンです。
スチームQよりも軽くて安くてコンパクトな「クイックスチーマー」

クイックスチーマーは約500gという軽さで、とにかく使いやすいのが特徴です。
これはジャパネットたかたのスチームQ(本体600g)よりも軽く、
水のタンク容量も110mlという事でスチームQより多いです。
シワもしっかりとれるという口コミも多いので、ちょっとしたシワ伸ばしには非常に役立つスチームアイロンです。
それでもジャパネットたかたのスチームQよりもはるかに安いのが大きなメリットですね。
安さを最重視するなら、ロングセラー商品「ツインバードのハンディスチーマー」がオススメ

長年販売されているロングセラーヒット商品がツインバードのハンディスチーマーです。
形状はジャパネットたかたのスチームQとそっくりで、使い心地もほぼ一緒でしょう。
とにかく安い!
最安であれば2,000円台で購入できてしまうほどのリーズナブルさです。
安さを求めるのであれば、ツインバードのハンディスチーマーはピッタリでしょう。
テレビショッピングで衝動買いする前に、他のハンディスチーマーと比較しよう!
これはどんな商品にも言えることですが、
ジャパネットたかたやQVC、ジュピターショップチャンネルなどのテレビショッピングで衝動買いする前に
まずはインターネットで他の似たような商品を調べてみることをおすすめします。
特にスチームQのような家電商品は、一度、通電(コンセントにさして電源を入れる)してしまったら返品を受け付けてもらえない可能性があります。
まずは口コミを調べて、他の商品と見比べてみることをおすすめします。